【節約家必見】お金がかかりすぎない子育てをしよう!

家計・生活費

当然ですが、子供を育てることはお金がかかります。しかもなかなかの金額が。

今は助成金支援金などもあるため助かっていますが、それでも子供がいない頃に比べたら確実に出費は増えています。

子育てが始まったばかりのお宅やこれから子供を…と考えている方は、子育てにどれくらいお金がかかるのか気になりますよね。

もちろん、子育て世帯にはいろいろな状況がありますからそれによって違うでしょうけど、どこにお金がかかるのかを目安として知っていると心の準備もできます。

そこで今回はこれから子育てをしていく人のために、子育てにかかるお金についてまとめてみました。

助成金などについても簡単にまとめてありますので、ぜひ参考にして子育てに活かしていただけたらと思います。

子育てにかかるお金とは?

子供が成人するまでにかかる金額は1千万円以上といわれていますが、実際にいくらかかるのでしょうか?

内閣府が出している統計では15歳までの子育て費用*は合計で約1900万円が平均でかかっているそうです。義務教育で学費があまりかからないのにもかかわらずこれだけお金が掛かるのは正直驚きですね。

もちろん各ご家庭で費用は大きく変わっていくと思いますが、少なくとも成人までに2500万円以上は掛かる予想しておいた方がいいでしょう。

多く見積もって準備しておくに越したことはないので。

では実際に子育てで何にお金が掛かるのかを解説していきます。

単純に家族が一人増える

子供がいることでなぜ出費が増えるのかは単純に家族が増えるからですよね。

ただ、子供が小さいうちはお金がたくさん掛かるということはほぼないです。唯一お金が目に見えて掛かるとわかるのが、水道光熱費ですね。

特にに夏、冬なんかに0歳の赤ちゃんがいると部屋の温度管理にも気を遣いますしお風呂だって入りますよね。基本的に暖房はつけっぱなしですし赤ちゃん中心の生活をしている時期は水道光熱費が1.5倍以上になります。

他にも湯船にあまり入らない方であれば、毎日お湯を張るようになったり、赤ちゃんの衣類を分けて洗濯する方であれば洗濯の回数が増えたりと水もたくさん使うようになります。

あとは紙おむつにミルク代と意外に出費はあるものです。母乳で育てている方はミルク代が節約できますし、赤ちゃんにとっては母乳が一番望ましいでしょう。

また、子供が成長していけば食費だって1人分かかるようになってきますし、服だって季節ごとに必要ですよね。

肌着は1年を通して着るので頻繁に買い替えということはないですが、1年経ったらまた新しく服を買い換えることになりますね。

子供ができる…家族が増えるというのは大変喜ばしいことの一方で、金銭面でより細心の注意が必要になるということです。

子どもは学校に通う

これも当たり前ですが、子供は成長すれば保育園・幼稚園に通い、学校にも通うようになります。習い事をさせたい家庭もあるでしょう。

実は、教育費は1番お金がかかるところです。

今は幼保無償化で保育料はかかりませんが、給食費や制服代、交通費などの付随して発生する費用は、補助の対象にならないですし、小学校や中学校だって私立に行かせるならお金がかかります。

中学の制服は公立だとだいたい3万円くらいでしょうか。それにカバンに体操服・ジャージ…結構な出費です。

さらに高校~大学に上がると小さいころの数倍のお金がかかります。公立の学校なら負担も少ないですが、授業料以外はお金かかりますから…。

筆者の子供は高校生が2人いて2人とも私立なのですが、もう学費だけで我が家の生活費は爆上がりです。

また、スポーツなどを始めるとさらにお金がかかりますね。

医療費など予想外の出費に備える

子供がいると固定でかかるお金以外に予想外の出費も出てきます。

例えば、スポーツをやっているなら試合に行くときの遠征費など、中学高校になれば部活にかかる出費も増えます。

我が家は高校から吹奏楽を始めて楽器の購入やメンテナンス、大会での遠征費などかなり大きな出費がありました。

あとは、医療にかかるお金も結構なものです。医療費自体は補助があるので無償です。

何にお金がかかるかというと…うちの場合は眼鏡です。うちには小学生の男子もいて眼鏡をかけているのですが、なぜか壊して帰ってきます。しかも、1回じゃないです…。

壊れにくい丈夫な眼鏡を選んでいるので少し高い眼鏡でして…修理もできないくらいの壊れ方だったため新しく買いましたが、同じ種類の眼鏡代4万円…痛い出費でした。

また、受験生なら塾代も必要になってきます。こういう予想外の出費は子供がいない時よりも大幅に増えることになります。

工夫して子育てしよう!

上記の通り子育てには様々な出費がかかってきます。また、自分たちの老後資金も備えていかなければいけませんので、生活費を上手に抑えてやりくりをする必要があるのです。

まずは、多少不便でも固定費を下げるために家賃の安い場所に引っ越すのをおすすめします。できるだけいいところに住みたいと思う方が圧倒的に多いと思いますが、思いのほか生活を圧服してきます。

立地を少し駅から離れているところで探すだけでもかなり家賃を抑えることが可能です。1万円〜2万円ほどの違いですが、自由に使えるお金が年間10万円以上増えるのはとても大きいです。

また服を古着や低価格なカジュアル衣料品店でしか買わない、お下がりをもらうなど節約できる部分は積極的に節約していきましょう。

とはいえ大幅に節約するとなると、当然自分が何かを我慢するか子供に我慢させるか、要するに生活費を削らなければいけませんよね

そこで皆さんお伝えしたいことが公的な補助制度についてです。国の制度を使ってお金を節約できたら一番いいですよね!

日本には様々な制度がありますので以下でどんな補助があるのか見ていきましょう。

育休を使って共働きを続けてみよう!

将来のこと…子供の学費や老後のことを考えると夫婦で共働きをするほうが金銭面での不安は少なくなります

しかし、子育てをしながら働くのは大変なことですから、とくにママになる女性は子育ての負担が大きくなるので仕事を続けられるか悩むものです。

そこで育児・介護休業法に定められている「育休」です。

企業からは、産休や育休の間は全額じゃないにしろ給付金も出ますし、状況によっては期間を延長することもできるようになっています。

また、男性の育休も推奨されて実際に育休を取得する男性も増えています。女性だけに負担が行ってしまうと仕事を続けるのは大変ですが男性も育児の負担を受けられるのであれば共働きもしやすくなりますよね。

育休の制度は労働者の権利ですから上手に使って共働きを続けるようにしていくとお金の心配は少なくて済むでしょう。 

助成金などの子育て支援を活用しよう!

子育てにお金がかかるのは当然のことですが、国などの公的な機関から助成金や支援金が支給されるようになっています。

まずは児童手当です。

これは0歳~中学生までの子供がいる世帯に支給される手当で、1人につき1~1.5万円もらうことができます。

次は医療費の補助です。これは自治体によりますが子供の医療費が無償になっているところが多いです。

筆者の住んでいるところは中学生まで無償です。子供は小さいほど病院にかかる頻度が多いのでとてもありがたい制度です。

幼保無償化も最近できた制度ですがこれもかなり助かる制度になっています。3歳から5歳までの全ての子供の保育園や幼稚園の費用が無償化されました。

あとは高校の授業料を助成するための高等学校就学支援金制度

これは公立私立問わず助成金が出るもので、年収910万円未満の世帯が対象で年収によって補助される額は変わります。高所得でもかなりの金額を補助してくれるのでありがたい制度です。

また、地域によっては私立高校の入学金を助成してくれるところもあるので、よく調べておくと安心しますよ。

まとめ

こうして改めて子育てにかかるお金についてまとめてみると本当に思った以上にお金ってかかりますよね。

もちろん、公的な助成金があるだけマシなのかとも思いますが、それでもすべて賄えるわけではないです。

子供が増えれば出費も増えますし成長に伴って学費もそれ以外にかかる出費も多くなります。

できるだけ子供が小さいうちに貯められるだけためておくと突発的な出費にも対応することができますから安心です。

助成金などを利用しながら上手にやりくりしていくようにしましょう。

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