家計から無駄を省こうと思ったときに大切なことはまずお金の流れを把握することです。そのためには家計簿をつけるのが1番!
でも、家計簿ってなかなか続けるの難しくないですか?子供がいるお宅なんかは時間をかけて家計簿をつけるのも大変だと思います。
またおそらく、初心者がつまずくポイントは項目ではないでしょうか。家計簿につける項目って種類がたくさんあってレシートを見ても「これどの項目?」って悩むんですよ。
実は家計簿を続けるには項目の選び方がポイントなのだそうです。今回は家計簿をつけるのが苦手な人のために家計簿が続きやすい項目の選び方を紹介しちゃいます!
生活費とは?
生活費とは生活するための支出のことですね。生活費の中には大まかに「固定費」と「変動費」があります。
それぞれの詳しい内訳を紹介していきましょう!
生活費の内訳とは?
上で紹介したように生活費をざっくり分けると固定費と変動費の2種類になります。固定費は毎月出ていく決まった支出のことで固定費の内訳は主に…
上記の4つになりますね。
変動費は毎月の出費で金額がその月によって変わるもので固定費より項目が多くなります。
子供がいる場合は教育費の項目も増えます。
家計簿をしっかりつけようとすると、項目はこれだけの量があって、レシートを見ながら各項目に当てはめていくことになります。
でも、これだけ項目があると分けるのも大変だし面倒くさくなりがちです…。
家計簿は項目選びがカギ!
家計簿をつけようと思っても継続することができないという人は項目を細かく分けすぎていることが原因であることが多いです。
マメな人ならよいですが…続かないということはそういうことなんですよね。実は筆者もマメな人間ではないので家計簿は苦手なタイプです。
めんどくさい事が苦手な方でも続けられる家計簿の項目の選び方を紹介していきます!
項目を分ける意味とは?
まず、家計簿をつけるときに項目を分ける意味を知っておきましょう。家計簿の項目を別けることは家計の中の無駄を見つけるためです。
項目に別けて支出を管理しておけば、何に、どれだけお金を使ったかが把握できますよね。
項目ごとの出費が可視化されることでどこに無駄があるかも見えてきます。
分けすぎ注意!シンプルな項目例を紹介!
家計簿をつけるときにできるのであれば細かく項目を分けていくのがよいですが、なかなか難しいですよね。そういう場合は、ざっくりシンプルな項目分けがおすすめです。
固定費はもともと少ないですし出ていく金額に変動は少ないからそのまま…
・住居費
・水道光熱費
・通信費
・保険
項目が多い変動費をシンプルにしていきましょう。
・食費
・生活費
・交通費
・娯楽費
・子供費
・その他の出費
(車を持っている場合は車両費)
生活費は食費以外の生活に必要な出費です。洗剤とか日用品もここに入れてしまいます。学費や習い事など子供にかかるお金はすべて「子供費」としてまとめます。
趣味やレジャー費は娯楽費へ、食費に外食費を含めるかは家族との食事かどうかですね。友人などとのランチは娯楽費か交際費を作ってそちらに持っていくとよいです。
項目があるもの以外の出費はその他の出費の中に入れてしまいましょう。
まずは大まかなお金の流れがわかればよいので、家計簿をつけることが習慣になるまでは少ない項目でやっていきましょう。
無駄な出費をはっきりさせよう!
家計の中の支出には種類が3つあります。
1つは「消費」
これは生活に必要な食費などの出費のことです水道光熱費もここに入りますね。
2つ目は「投資」
将来的に収益になる支出で、株などの購入や資格取得のための支出などがここに入ります。
そして、最後の1つが「浪費」です。
これがいわゆる無駄な出費で、セールだからと買ったけど全く袖を通したことがない洋服や、ついコンビニに立ち寄ってしまい買ったお菓子やスイーツなど浪費に入ります。
また、無駄といえば月会費などを払っているけど全く利用していないサービスなんかもそうですね。
家計簿をつけることでこの「浪費」に使っているものや無駄に支払っている月会費などがわかるようになります。
無駄が目に見えることで、気をつけることができますよね。
ただ、節約しなければ!と食費や娯楽費を削ろうとする人がいますが、これは逆効果でストレスになってしまう可能性があります。
節約は大事ですが無理をしすぎないほうが継続ができるものです。お財布の紐は締めるときと緩めるときを上手に使い分けてみて下さい。
定期的に見直して「型」を見つけよう!
家計簿の項目は決めたらあまり変更したりしないほうが混乱しなくて済みますが、定期的に見直しをすることをおススメします。
必要だと思ったら項目を増やしてもよいですし要らないと思ったら減らしてもよいです。
または自分なりのオリジナルの項目があってもよいと思います。自分なりにカスタマイズして使いやすい家計簿を作ってみて下さい。
自分に合う「型」が見えてくるはずですよ。
まとめ
節約を考えるときも貯蓄を管理するにも家計簿をつけることは第一歩です。
家計簿を続けられるようにするポイントは家計簿に慣れるまでは項目はざっくりシンプルにすること。
そして定期的に見直しながら「型」を見つけていきましょう。
家計簿をつけながらお金の流れを把握して上手にやりくりを頑張って下さい!
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