月々の「生活費」を4人家族で統計に基づきシミュレーションしてみた!

家計・生活費

家族4人の生活費はどのくらいになるの?

家族4人で生活しているけど貯金も思い通りにできない家庭が多いのではないでしょうか。他の4人家族の家庭は生活費にどれくらいお金をかけているのか気になりますよね。

同じ4人家族でも住んでいる地域や子供の年齢によって、生活費の割合は変わってきます

そこで、4人家族の生活費の内訳とその割合がどうなっているのか比べてみたくなりませんか?

今回は家族4人で暮らすお宅の生活費についてまとめていこうと思います。生活費を節約するためのポイントも記載していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

4人家族の平均生活費

まず、4人家族の生活費が平均でどれくらいかなのですが…。

夫婦と子ども2人の4人家族で生活費は、2020年度で家賃を除き※約33万円という数字が出ています。(※総務表統計局・家計調査より)

家賃が入っていないのでそれが入ると場所によりますが、都内であれば13万円以上は上がる形になるでしょう。

季節ごとの平均値も載っていました。

1~3月 約30万円

4~6月 約28万円

7~9月 約29万円

10~12月 約31万円

冬が少し高くなっているのは光熱費とかが関係しているように思います。冷房よりも暖房のほうがお金かかりますので。

また、冬は洗い物のときもお湯を使うためガス代もかかりますよね。

安くなっているとはいえ、4人家族だと30万近い金額はかかってきます。毎月約30万円は生活費にかかるということです。

それにしてもこの平均をみると家賃が入ったら生活費30万では心もとない感じがします。

では理想の生活費とはどのくらいなのか、次項で紹介したいと思います。

理想の生活費の割合は?4人家族の生活費別にご紹介

4人家族の生活費として使える金額の中の内訳と理想とされる割合を紹介します。

大まかにですが家族4人で暮らしている場合の理想の生活費の割合は下記のとおりです。

世帯収入によって金額は変わりますが上記の割合を目安にすると無駄遣いもしにくいのではないでしょうか。

この割合に当てはめて30万・40万・50万のそれぞれの生活費の家賃を含めた金額を載せておきます。

4人家族で生活費30万円の場合

4人家族で生活費40万円の場合

4人家族で生活費50万円の場合

月々の支出を抑えたい時はどこから見なすべき?

子どもが小さいうちは大きな出費は少ないですが、大きくなるとどんどん増えてきます。

学校のお金や部活、習い事や子供が友達と遊びに行く時のお金も必要になります。

それに子どもが巣立った後の老後の資金も必要ですよね。そんな将来のことを考えてできるだけ資産形成をしておきたいものでしょう。

そのためには月々の支出を適度に抑える必要があります。では家計の中のどこを見直せばよいのか紹介していきます。

1.保険料

もしもの時のためにも保険は必要な出費です。しかし、もしもの備えが家計を圧迫している場合もあります。そもそも保証内容が必要最低限になっているか、無駄が無いかを確認することが必要です。必要な時に掛け捨てで一定期間を意識して選ぶことで節約になるはずです。

似たような補償内容でお値打ちの保険があるかもしれません。1度ほけんの窓口などで相談をしてみるとよい保険を提案してくれるはずです。

2.通信費

通信費は自宅のインターネット代やスマホにかかる支出ですね。自宅に固定電話を引いているけど基本的に使わないのなら思い切って解約するのもよいです。

今は固定電話がなくてもネット回線はひけますからね。ネット回線もプランやプロバイダーなど結構出費が大きいものがあります。定期的にプランの見直しをするようにしましょう。

またスマホの契約を大手キャリアでしている場合は格安SIMに乗り換えるとプランによっては今のスマホ代の半額近く安くなる可能性があります。

また、大手キャリアにこだわりがある場合でも契約時につけたプランや有料オプションなどそのままにしていませんか?

契約や機種変更のときにショップの店員さんにいわれるがままのプランでオプションも…となりがちですがよく考えると必要ないものって多いんです。

一度、契約内容を確認して必要のないものは外してしまいましょう。

モバイル通信も自宅にWi-Fi環境があるのならデータ通信料は少ないもので十分です。

3.食費

食費生活費の中で家賃の次くらいに多い支出です。そして、削りやすいのも食費といえます。

買い物は週末などにまとめ買いをすることで毎日スーパーに行かなくてもよくなります。 そうすると「ついお菓子を買っちゃう」…なんてことも少なくなります。

あと、まとめて〇個で〇円!というまとめ売りには注意です。安く思えてつい買ってしまいがちですが、安いからといって大量に買って最後は使いきれずに腐らせてしまうことも…。

こうなると結局は無駄な出費になってしまいます。安いからと必要のないもの・量を買わないように気をつけて下さい。

ただ、食費に関しては節約のし過ぎはよくないです。無駄遣いはダメですが生活に必要な出費ですから適度に緩めることも大切です。

4.水道光熱費

電気・ガス会社は自分で自由に選べるようになりました。ガスと電気両方取り扱っている会社なら両方契約することで特になるプランもあります。

電気もガスもどこに変えても品質に大きな違いはありません。切り替えも難しくないところが多いので乗り換えも検討してみるとよいですね。

契約会社を替えない場合でもプランの見直しや、アンペアの見直しをしてみると減らせる出費が出てくる可能性があります。

水道はシャワーヘッドを節水タイプのものに替えたり初期費用は掛かりますが食洗器を使用するとかなり節約になります。

まとめ

冒頭で夫婦と子どもが2人の4人家族の生活費の平均は約33万円というデータが出ていました。
その中から皆さん、上手にやりくりされているのですよね。

家計は日々変動していきます。子どもの成長や突然の出費など毎月同じようにいかないことも多いです。

突然の出費にも対応できるようにしておきたいですし、将来のための貯蓄も必要になります。
削れる支出は削ることを検討しながら上手にやりくりしていくようにしたいものです。
ただし、節約のし過ぎはストレスがたまってしまってNGです!節約は無理のない範囲でやっていきましょう!

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