食費を見直そう!家計簿の内訳や項目もチェック

家計・生活費

家計の無駄をなくそうとするなら、家計簿をつけてお金の流れを把握することが重要になります。

家計簿をつけるときに悩むのが、項目の分類です。その中でも食費はどこまでが含まれるのかと悩む人もおおいですよね。

外食・お酒などの嗜好品・おやつ・調味料・お米…

どこからどこまでが食費といってよいのでしょうか?

今回は家計の中の食費について、どこまでを食費に含めるのか、項目の分け方と食費を節約する方法を合わせて紹介していきます。

これから家計簿をつけてみようと思っている人は、ぜひ参考にして下さい。

どこからどこまでが「食費」?

一般的に食材調味料おやつなど家庭で消費するものが食費に含まれるとされていて、総務省の家計調査では外食子どもの給食も含まれています。

とはいえ、食費の定義は家庭によって違うため、「これは絶対に食費」と言い切れない項目もあります。

家計簿をつけるときに食費に含むのか悩みがちな項目をどう分けるのかを紹介していきます!

家計簿の項目を見直そう!

食費を家計簿につけるときは食費の中を項目でわけてみましょう。

前提に、食費としてみるかどうかは、1回の出費が少ないかどうかを目安にします。

そう考えると、1回の出費が多くなりがちな外食は食費とは別に外食費としておくほうがよいといえますね。

お酒やおやつは、月に1万以上の出費にならないのなら食費に含んでしまっても問題はないでしょう。

1万円以上になるのなら別に項目を作るほうが無駄もわかりやすいです。

お米は消費量が家庭によって違いますが、基本的には食費は食費でも米代として項目を作っておくことを、おすすめします。

米は毎月、同じ量を購入するという家庭も多いですよね。

米代を別にしておくことで、普段の買い物と分けて考えることができます。

家計簿の項目はシンプルに!

食費は外食などを項目分けするのがよいですが、家計簿はシンプルなほうが続けやすいといわれています。

とくに家計簿をつけることに慣れていない人は、項目を細かく分けると複雑化してしまい、挫折してしまうことがあります。

食費を分けるのなら、項目は外食費と米代くらいで他は食費のままなど、最初は項目を絞って始めるのがおススメです。

定期的に見直して、必要であれば項目を増やしてもよいですし、自分のやりやすいようにカスタマイズして、まずは家計簿をつけることを習慣づけることから始めていきましょう。

平均的な食費はどれくらい?

食費の節約を考える上で気になるのが、他の家庭の食費事情です。一般的に食費とはどれくらいなのでしょうか?

もちろん、家庭状況や収入によって増減はあります。

参考に、子どもがいる家庭と、いない家庭の食費の平均をみていきましょう。

子どもがいる場合

子どもがいるということは純粋に家族が1人増えるということなので、食費も1人分、子どもの人数だけ増える計算になりますね。

もちろん、子どもの年齢によっても金額は変わります。

総務省が2019年に行った家計調査によると夫婦と子ども2人の4人家族で食費の平均は約7~8万円で、ここには、お米や外食費、給食も含まれています。

外食費などを除くと実際は、6万円ちょっとになりますね。あくまで平均ですから、もっと節約している家庭もあるでしょう。

ちなみに筆者の家は子どもが4人(高校生2人・小学生2人)の6人家族で、食費はお米と外食費を除いて月7万円くらいで、月によって1万円ほど多くなることがありますね。(年末年始とか)

本音は、もう少し減らしたいのですが子どもが食べ盛りでなかなか難しいのが現状です。

子どもがいない場合

子どもがいない夫婦2人暮らしの家庭の食費の平均は約6万6千円で、ここには外食や酒代も含まれています。

実際は5万円弱が夫婦2人暮らしの食費の平均と思ってよいですね。

こちらも、あくまで平均ですから夫婦の収入などで金額は増減しますし、実際はもっと節約している夫婦も多くいます。

食費をうまく節約する方法3選!

家計における出費の中で、実は食費の占める割合は大きく、食費を節約することで家計を大きく改善できるのです。

ただ、食べることは生きるうえでは必要なことで、人にとって食べることは幸せを感じることの1つでもあります。

そのため、食費を切り詰めすぎて我慢が続いてしまうことは節約においては逆効果で、ストレスになって長続きしません。

無理をしすぎないことが大事なことなのです。

以下で食費を無理なく節約する方法を3つ紹介したいと思いますので参考にしてみて下さい。

外食を控える

食費を抑えることを考えるのであれば、まずは外食費の見直しから始めましょう。

外食にいくと家族の人数によっては、かなり大きな出費になります。

我が家であれば、家族で外食をすると1回、最低でも6千円くらい、店によっては、2万円近くなります。

それを月に何回もとなったら一気に家計が圧迫されてしまいますから、節約をしたいのであれば外食は減らすことが重要です。

でも、外食は楽しみの1つでもありますから、すべてなくす必要はありません。

食費としてではなく外食費の項目を作ってその中で予算を決めて、毎週外食だったものを月に1~2回に減らすなど工夫をしてみて下さい。

食材の賞味期限や消費期限を把握する

食費の無駄をなくすには食品ロスをなくすことも大事なことです。

安いからと大量にまとめ買いをしてしまったのはよいけど、使いきれずに消費期限が切れてしまい腐らせてしまったら食材は無駄になってしまいます。

食材を無駄にすることは、食費の無駄になるのです。

見切り品など、安く売られているものの中には賞味期限や消費期限の日付が近いものが多いです。大量になってしまうと使いきれない可能性があります。

買うときは賞味期限などをチェックして、買うのなら消費できる分だけを買うようにしましょう。

日持ちしないものはとくに、まとめ買いをするときは注意をして下さいね。

月に使う金額を決める

家庭における食費の理想は収入の15%とされています。

例えば月の手取りが40万円であれば、6万円が食費の目安ですね。

それを目安にして、月々の食費にあてる金額を決めてみて下さい。

家族の人数によっても金額は増減しますから、そこは調整して1カ月の予算を決めたら、予算内におさまるように買い物をしましょう。

事前に予算を決めておくことで、買い物の頻度や1度の買い物での予算を意識できて節約に繋がっていきます。

まとめ

今回は家計の中での食費の項目分けについて節約方法とともに紹介してきました。

食費は減らそうと思えば減らせる出費ではあります。

しかし、節約をしすぎてしまうとストレスが大きくなって結局は長続きをしない可能性が高くなるのです。

無理のない範囲で上手に食費のコントロールをして家計もうまく回していくようにしましょう。

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