皆さんこんにちは!突然ですが、皆さんは子どものために貯金をしていますか?
通帳預金をしているという方もいれば、これから考える・・という方もたくさんいらっしゃると思います。
必ずしも必須というわけではありませんが、子どものために必要なお金は用意するに越したことはありませんよね。
そこで皆さんにお聞きしたいのですが、NISA(ニーサ)という投資制度をご存じでしょうか。
投資と聞いて、「投資って専門知識が必要じゃないの?」「投資は損するものだと思うからやりたくない」「税金もかかるし・・・」という方も多いと思います。
しかし、ニーサは年間120万円までなら税金がかからず、さらに配当(企業が株主に利益を分配すること)などで優待を受けたり出来ます。
そんなNISAですが、未成年者を対象にしたものもあるなど、国で認めている制度だけあって信用度が高いです。
そして近年NISAで子どもの教育資金をつくるのが話題になっています。
一体どういうことなのか、詳しくみていきましょう!
ジュニアnisaとは

未成年者(0歳〜17歳※)を対象とした少額投資非課税制度です。
2016年から制度化され、年間80万円分の非課税投資枠の中で投資でき、株式・投資信託等の配当や譲渡益が非課税対象になります。
運用方法は、親や祖父母等が拠出をした資金を親権者等が子どものために代理で運用ができます。
貯金では、お金をためる事しか出来ませんが、ジュニアNISAを利用することで投資している企業の優待が受けられるようになります。
例えば、子ども服の割引優待や食事の優待などです。優待を受けることができれば、その分貯金に回すことができます。
引用:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html
※2023年1月1日より18歳以上が成人扱い
2023年で制度が終了?

2016年に始まった、未成年を対象にしたジュニアNISAですが、2020年度の税制改正で廃止が決まりました。
理由は、使い勝手が悪く利用者が少ないといった点でした。使い勝手が悪いというのは、子どもが18歳になるまで投資額が引き出せない事です。
例えば、生まれた時からジュニアNISAを始めるとします。最大で5年間積み立てたとしても、その額が使えるのは18歳になってからです。
つまり、子どもの小学校はおろか、中学や高校の教育費などで使用したいと思っても制限がかかってしまうのです。
そんな見方によっては少し不自由な制度が、2023年に終了となります。
2024年からは、18歳未満の子どもでも引き出すことができるので、養育費・教育費に早くから当てることが可能です。
ジュニアnisaの廃止後はどうなる

では、ジュニアnisaが廃止となったあとについて具体的に説明していきたいと思います。
①廃止以前から積み立てていた場合
ジュニアNISAが廃止されたとしても、運用していた資金を引き出すことが出来なくなるという訳ではありません。
制度が2023年で廃止されたとしても、口座開設者本人が18歳になるまでは非課税で運用が可能です。
注意点としては、2023年の制度廃止までに購入した商品のみに限って継続して商品を保有できるということです。
②これから積み立てようとしている場合
先ほどもお伝えした通り、制度は2023年で終了してしまいます。
それまでは今まで通り運用ができるので、この機会に行おうと考えている方はお早めにはじめて、非課税金額を多くし子どもの将来に備えておくのもいいのではないでしょうか。
③廃止後、他の積み立ての手段はあるのか
結論からいうと、あります。ジュニアNISAだけではなく、一般のNISAや積み立てNISAというものもあり、まずはそこから始めるという方も多いです。
積み立てNISAの特徴はこちら↓
引用:https://info.monex.co.jp/nisa/nisa2024/index.html
ジュニアnisaのメリット

ジュニアNISAが廃止となっても、運用していた資金が引き出せない訳ではありません。
制度が廃止になっても、口座開設者本人が18歳になるまで税がかからず運用することが可能です。
ただし、2023年末以降は新規の買い付けはできませんので、運用する商品を購入する場合には2023年末までにしましょう。
ジュニアnisaのデメリット

現段階の制度では、ジュニアNISA口座からの途中引き出しは税金を納める対象になります。
また、ジュニアNISAには払い出すための年齢等の制限があります。
子どもが小さいうちは引き出すことができないので、そこが大きなデメリットの一つと言えるでしょう。
仮に、18才になる前に払い出してしまった場合は、払い出し期間以前の利益までさかのぼった利益に対して課税されることになります。
子供の積立ができるのはnisaだけではない

子どもが積み立てできるのは、NISAのみならず、他に何種類かあります。
例を一つだけ出すとすれば、学資保険です。
保険会社と保険契約を締結し、保険料として毎月一定額を積み立て、時期を見て学資金として受け取ることができる保険の商品となります。
⇓学資保険について
引用:https://hoken-room.jp/student/5491
まとめ
いかがだったでしょうか?
積み立てNISAは最近の貯蓄の主流でもあります。自分にあった商品を見つけて運用し、お金が少しでも増えたら嬉しいですよね。
皆さんも、ぜひジュニアNISAやその他の子ども資金をつくる方法を検討してみてください。
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