皆さんこんにちは。最近は夫婦で家にいる時間が長くなったという方は多いのではないでしょうか。
主婦の方は、「日中自分のペースで過ごしていたのに旦那さんが在宅ワークになったのでペースが乱されてしまう・・・」
反対に旦那さんは、「集中したいのに家事の音やテレビの音などで仕事が捗らない・・・会社にいた方が気楽・・」とお互いのペースを知らないからこそすれ違いが起き、喧嘩になってしまったケースがあるのではないでしょうか。
しかし、考えを変えると、育休は夫婦で力を合わせてこどもに愛情を目一杯注いであげられるチャンスなのです。
この記事では、お子さんがまだ小さく、女性または男性が育児休暇を取得している場合にフォーカスを当てて問題や解決方法を記載しています。
夫妻間のギャップが発生しがち
夫婦間で育児休暇についての認識にギャップが生じているのも事実です。それは現代社会レベルで男女間において差があるからです。「結婚したら認識が変わる」なんてことはほぼありません。
では、社会では育児休暇について、男女でそれぞれどのような認識になっているのでしょうか。
出典:nippon.com「2019年度の育休取得率:女性は83%、男性は増加するもまだ7.48%」(https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00814/)
上記は、2004年から2019年の男性と女性の育休取得率を表しています。近年では少しずつ上がって来ていますが、いまだに差は70%以上の差があります。男性の育休は浸透どころか受け入れられていないのが現状です。
「子どもに母乳をあげるのは女性の仕事だから男性はいなくてもいいだろう」「女性の方が子どもをあやすのがうまいから効率的」と思う男性も多いのではないでしょうか。
夫から見た育休中の妻
ここでは、在宅ワークの場合ではなく、出勤して仕事をしていると定義します。
その場合、男性は朝から夜まで仕事をしていますよね。つまり、その間は育休中の奥さんが家で何をしているのかわからないわけです。
実際に、私の友人夫婦で1歳のお子さんを持つ方にお話を聞きました。
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私:男性からみて、育休中の女性は家でどんなことをしているか把握していますか?
友人A(旦那):うーんわからないけど、ご飯あげたり、オムツ変えたり、家事とか?でも仕事してないからだいぶ余裕はあるんじゃないかな。
友人B (奥さん):いやいや、待って。子どもは確かに寝ている時間は長いかもしれないけど、その間にやることあるし、夜だって起きるからその分の体力を回復させたり・・・結構忙しいけど。
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・・・と男性から見たら育休中の女性は1日のスケジュール大分余裕があるのではと思っているみたいですね。
妻から見た育休中の夫
では、女性から見た育休中の男性はいかがでしょうか。先ほどの夫婦は旦那さんが育休を3日とっていましたので、また聞いてみました!
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私:A(旦那)さんは育休を会社でもらってたと聞きました。B(奥さん)さんは旦那さんの育休はどうでしたか?
友人B(奥さん):うーん。ぶっちゃけると・・・赤ちゃんのお世話や料理など作ってくれてとてもありがたかった!そのおかげでゆっくり過ごすことができたけど、男性はおそらく育休中の女性のことあまり理解していないんじゃないかな。
友人A(旦那):自分がいなくてもなんとかなるんじゃないかと思ってたよ。このまま家事したら、「あなたもできるじゃん!」ってすぐに分担の話持ちかけられそうで・・・ビクビクしてたよー笑
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上記の夫婦ですと、旦那さんも奥さんもお互いに対してストレスは感じていないようなのでまだいいですが・・・最悪の場合、「私ばっかり」となってしまうケースも少なくありません。
役割分担が大事!
ではどうすればお互いが気持ちよく居心地のいい空間にできるのでしょうか。それは、「役割分担をすること」です。
大きく分けなくても、ゴミ捨ては旦那さんが行う。この曜日は旦那さんが料理をする。男性だって、仕事をしてきてから得意ではないことをやるのはかなり辛いはず。
だからこそ手の混まない、誰でもできるけれども少し手間な「名前のない家事」を行うことで女性も非常に助かります。
不満があれば言う!そして聞く!
よく、「結婚は我慢だ」なんて言われますよね。しかし我慢は喧嘩の素です。「まあいっか」で済めばいいですが積もりに積もるとどうしても喧嘩に発展してしまい、わだかまりが残ることも。
月1回振り返りの時間を作るのもいいかもしれません。もしくは、なんとなく相手がイライラしてそうだな・・・と思った時はあえて聞いてみるのも一つの手です。
その時のポイントは、相手が不満を話し始めたら、遮らないことです。人は話している最中に遮られると不満を抱きます。
だからこそ何か途中で口を出したくなってもグっと我慢しましょう。最後まで話を聞き、改善を提案することで、解決に繋がるはずです。
育児ストレスはどこの家庭も同じ!だからこそわかり合うことが必要!
生まれた子どもが1人目だったりすると、初めてのことばかりです。ごはんやオムツ、保育所のことや社会からの孤立感・・・悩みはつきません。なのでついついストレスが溜まってしまいがち。
特に生まれたてだと家にこもりがちにもなってしまいます。だからこそ、家族としてお互いがコミュニケーションを大切にしようとベクトルを合わせるだけで、より信頼関係を築いていけるはずです。
夫は「とるだけの育休」に注意!
育児休暇はあくまでも育児をするための休暇。子どもが泣いたら起きて・・・ではなく、子どもが起きた時に奥さんが安心して旦那さんに任せられることが大切です。
子どもと一緒に起きて、子どもと一緒に寝る・・・では奥さんにとっては子どもが一人増えたみたいで煩わしいと思われるかもしれませんからね。
子どもができるとなったら一通りの家事を学んでおくのもいいかもしれません。まさか・・・ゲームや飲み会など・・絶対厳禁です!
育休の意味を考え直そう!
最近はさまざまな企業でも男性の育休の見直しが行われ、柔軟に取れるようになってきました。そんな機会を上手く利用すれば、プライベート・家庭・仕事の充実をきっと実現できます。
これから子どもが生まれてくる方も、子育て中の方もぜひ一度夫婦間でどのように思っているのか、役割分担でお互いのストレスは減るのか話し合ってみるといいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。育休に関しては、様々な意見があると思います。10の家庭があれば10通りルールは存在します。
お互いが心地いいルールを作れるような仕組み作りをして、大変な子育てを楽しいものにしていきましょう!
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