今回の記事は、
・育児に限界を感じている人
・先が見えなくて苦しい人
に向けて、産後に悩む様々な悩みや原因、寝不足との向き合い方について、紹介します。
小さいお子さんがいる方は
「いつまで先の見えない時期が続くのだろう…。」
「いつになったら、ぐっすり寝られたと言える日が来るのだろう…。」
このように思っていませんか?
先が長くて思いやられる日々を過ごしていると、本当に苦しいですよね。
自分の体について理解を深めることで、もっと自分に優しく、リラックスできるようになるでしょう。
赤ちゃんが寝ているのに寝れない、、、寝不足の原因
産後まもなくママたちが直面する苦難は、”睡眠”でしょう。
出産前よりも確実にやらないといけないこと、わからないことが増えて、いっぱいいっぱいになってしまいます。
自分の子供が生まれてくる喜びとワクワクの気持ちが、忙しさと不安のギャップに圧倒されて、困惑することもあります。
唯一ママが眠ることができるのは、赤ちゃんが寝ている時間なのに、その時間でさえもなぜか眠れない…。
そんな経験をしたことはありませんか?
実は、眠れないのには原因があるのです。
・家事や掃除などやることが盛り沢山
・スマホ(ブルーライト)
・ホルモンバランスの変化
・産後うつ
ひとつずつ簡単に紹介しましょう。
家事や掃除などやることが盛り沢山
赤ちゃんが起きている時には家事や掃除をすることが困難です。
赤ちゃんが寝ている隙にご飯を作ったり、掃除機をかけたりしてあっという間に時間が過ぎ、気づくともうミルクの時間だということも多いでしょう。
スマホ(ブルーライト)
産後だけでなく、妊娠中やそうでないときも言えますが、スマホやタブレットのブルーライトは、睡眠の質に影響を与えます。
ブルーライトカットメガネを買って対策したり、長時間見続けて悪影響を与えないようにしたりして、”良質な睡眠”をとれるよう心がけてみてくだいね。
ホルモンバランスの乱れ
妊娠中と産後でホルモンバランスが急激に変化し、睡眠障害や肌荒れ、便秘などの原因につながります。
ホルモンバランスが再び整うまでの期間は人それぞれ違いますが、大体の目安として母乳をやめて約1~3か月後だといわれています。
ホルモンバランスの乱れの対策として、いくつか紹介します。
・家族と協力する
・趣味や自分のための時間をとる
・健康的な食事をとる
・運動する
協力を求めるときは夫だけでなく、近くに両親や友人がいたら協力をお願いしてみてもいいかもしれませんね。
皿洗いをしてもらったり、洗濯物を畳んでもらったりするなど、簡単なことからお願いしてみてみましょう。
誰かに赤ちゃんを見てもらっているうちに、好きな音楽を聞いてウォーキングしたり、好きな映画をみたりして、自分のために時間を使いましょう。
また、ホルモンバランスの乱れがあるときに気をつけたほうがいいのは、“食事”です。
料理は、ご飯を作るのもつらいときがあると思うので、時間があるときに多めに作っておいて冷凍しておくことを推奨します。
そして、ホルモンの分泌を促してくれる大豆イソフラボン、ビタミンE、ビタミンB6を特にとるように心がけましょう。
なかなか家にいるばかりだと気持ちが落ち込んでしまうものです。
どうしても時間がとれない時は、天気がいい日に玄関や庭で太陽光を浴びて、少しだけでも外に空気に触れることが大切です。
産後うつ
産後うつとは、産後、精神的に不安定になることです。
主な症状
・自然と涙が出てくる
・気分の浮き沈みが激しい
・いつも以上のドッとした疲れ
・イライラしやすくなる
すでに上記で述べたように、出産によるホルモンバランスの乱れと育児に対する不安や恐れによって起こるのが、最大の原因であると考えられています。
出産後1ヶ月以内に発症することがほとんどで、ママの約10〜15%が産後うつになると言われています。
一時的に気持ちが落ち込み、家族や友人の支えを受けて気持ちが安定する人もいますが、産後数ヶ月も続くならば産後うつを疑った方がよいでしょう。
治療方法は、一般的なうつ病と同じです。
・カウンセリング
・抗うつ薬の薬物療法
この2つの治療方法が主になります。
産後うつの可能性があるとわかったら、専門機関に相談するか、まずは信頼できる人に相談するとよいでしょう。
最初は環境の変化やわからないことばかりで不安になります。
1人で抱え込まず、ぜひ周りの人に頼ってくださいね。
寝不足がもたらす体への影響
産後の寝不足が原因で精神的だけでなく、身体的にも影響がでてきます。
・自律神経の乱れ
・頭痛
産後のホルモンバランスの急激な変化で、自律神経は影響を受けています。
それに睡眠不足が重なってしまうと、吐き気やめまいなどの症状もでてくることがあります。
産後に限らず、睡眠不足が原因で頭痛になったという人が周りに多くいます。
慣れない育児で肩こりがしやすいこともあり、肩こりが頭痛につながることもあります。
睡眠不足はただ日中眠くなるだけでなく、身体に色々な悪影響を及ぼすので、気をつける必要がありますね。
育児の原因不足はいつまで続く?
先が見えない育児に目の前が真っ暗になることもあるでしょう。
「生後3ヶ月になったら眠れるようになるよ」
「いや、生後6ヶ月くらいになったら大丈夫」
など、人それぞれ。また赤ちゃんによって睡眠不足がなくなったと感じる時期が違います。以下グラフで見てみましょう。
意外にも産後に睡眠不足だと感じた期間は、生後3ヶ月頃までのママが多いようです。
長い方だと1歳を過ぎても睡眠不足だと感じていて、ほんとうに人によって感じ方が違うということがわかります。
最初から「3ヶ月くらい経ったら睡眠不足だと感じなくなる」と思うのではなく、最低でも6ヶ月くらいはがんばろうと思ったほうがよさそうですね。
育児中の睡眠不足との向き合い方
出産前、平均8時間以上の睡眠時間をとっていた人にとって、急激に減ってしまうことはとてもつらく、ストレスも溜まると思います。
育児の期間にどのように睡眠不足と向き合っていけばいいのでしょうか。
・短時間の仮眠
・飲み物を飲んで休憩
・アロマを焚き、落ち着く音楽を聴く
・夫にお願いする
完全に眠ることができなくてもホットアイマスクをして、目をつぶっておくだけでも気持ちがスッキリするでしょう。
コーヒーやお好みのドリンクを飲むことで気分転換することができます。
椅子に座って一息ついて気持ちを少しの間だけでも気持ちを落ち着かせてくださいね。
そして、アロマと音楽に癒されて憩いの時間をもつことも大切です。
やはり1番頼りたいのが夫ですよね。15分だけでもみてもらえたら、気持ちが楽になるでしょう。
まとめ
・赤ちゃんと一緒に寝たいのに眠れない!寝不足の原因とは?
・寝不足の主な原因はホルモンバランスの乱れと産後うつ
・寝不足が原因で起こる身体への影響とは
・育児の原因不足はいつまで続くのか?
・育児中の睡眠不足の向き合い方は?
育児中のママが必ず経験する”寝不足”。
この記事では、寝不足になってしまう原因や辛い時期を乗り越える方法などについて紹介しました。
今回紹介した方法を実行することで、忙しい育児期間の中でも、安らぎの時が見つかることを期待しています。
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