赤ちゃんの座浴のやり方

新生児

赤ちゃんの肌はデリケートです。少しの刺激で肌荒れやかぶれてしまうことがよくあります。

おむつかぶれが起こりやすいのも、赤ちゃんの肌が大人に比べてデリケートだからです。おむつかぶれがあると、見た目でも痛そうですし、心配になりますよね。

赤ちゃんのおむつかぶれの改善・予防には、おしりを清潔に保つことが重要ですが、おむつ替えのたびに沐浴をさせるわけにはいきませんよね。

そんな時に便利な方法が座浴です。

今回は、座浴のやり方とコツについてまとめていこうと思います。お子さんのおむつかぶれに悩んでいるママさんは、座浴を試してみて下さい。

座浴とは?

座浴とは、赤ちゃんの服を全部脱がさずに、お湯をはった洗面器でお尻だけを洗う方法で、昔からある方法です。

おしりだけをきれいにできるため、沐浴よりも手軽で赤ちゃんへの負担も少ないです。赤ちゃんの体調が悪いときにも、おしりの清潔を保つことができます。

おしりふきやガーゼで、ゴシゴシ拭くよりもキレイになりますし肌への負担も少ないのでおすすめです。

座浴やり方

それでは、座浴のやり方を紹介していきましょう!

【準備するもの】

・洗面器

・ぬるま湯

・ガーゼ

・バスタオル

・クリームや保湿剤などのケア用品

・新しいおむつ

洗面器にぬるま湯をはっておき、座浴後におしりを拭くためのバスタオルを広げておきましょう。新しいおむつも準備しておくとよいです。

【座浴のやり方】

1.おむつを外したら濡らしたガーゼで汚れを拭き取ります

2.おしりの汚れを拭き取ったら、洗面器にはったお湯におしりを入れて洗います

3.おしりがキレイになったら広げておいたバスタオルで拭いて、よく乾燥させます

4.おむつかぶれの薬があれば、塗ります

5.クリームなどでおしりを保湿してから新しいおむつをつけます

座浴のコツ

座浴をする際は、服が濡れないようにクリップでとめておくとよいです

お湯だけで汚れが落ちない場合は、赤ちゃん石鹸を使って下さい。洗い流す際はペットボトルにいれたぬるま湯で洗い流すと便利です。

小さい赤ちゃんなら洗面台で座浴をすることもできます。おしりを拭くときは、ポンポンと叩くように水分を吸い取るとよいです。

おむつをつける前には、しっかり乾燥させて下さいね。

座浴をするときの注意点

座浴は赤ちゃんへの負担が少なく、おしりを清潔に保てるため、おすすめの方法ですが、注意点もあります。

まず、座浴はできるだけ効率よく行うことが大事ですので、あらかじめ汚れを落としておくようにしましょう。そのほうが効率がよいです。

また、肌への刺激を少なくするために座浴をしているわけですから、キレイにしたいからとゴシゴシこすってしまわないように注意をして下さい。

とくに、おむつかぶれがある子は、座浴の際も肌に負担をかけないようにしなければいけません。

ガーゼや石鹸は使わずに、お湯と掌で優しく洗ってあげるようにしましょう。

おしりが蒸れた状態だと、おむつかぶれの悪化につながりますから、座浴の後はしっかり乾燥させてから新しいおむつをつけるようにして下さい。

かぶれ予防には日頃のケアも忘れずに

おむつかぶれの原因は下記の4つです。

・おしりについたおしっこやウンチの成分のせい

・おしりを拭くときの摩擦

・おしりが蒸れている

・紙おむつやおしりふきの成分が肌に合わない

上記の原因がいくつか絡み合うことが、おむつかぶれの原因になります。

おむつかぶれの改善・予防には日ごろからのケアが重要です。おしりを常に清潔に保ち蒸れを防いであげるだけで、おむつかぶれの予防になります。

また、おむつもこまめに交換してあげることも大切です。

かぶれ予防には座浴が一番効果的

赤ちゃんのおしりを拭く際には、ガーゼやおしりふきを使うことが多いですよね。

しかし、ただ拭くだけでは、おしっこやウンチの成分はキレイに落とせていないことがあります。また、ゴシゴシ拭いてしまうことは肌への負担も大きいです。

とくに下痢をしている場合やウンチが柔らかいときなどに、何度も拭いているとかぶれてしまう原因になってしまいます。

とくに、肌が敏感で荒れやすい子は、おしりふきの成分が合わなくて、おむつかぶれを起こしやすいです。

座浴であれば、お湯で優しく洗うことができます。肌が弱くてもお湯であれば刺激も少ないです。

下痢などで体調が悪いときにも、おしりをキレイにすることができます。おむつかぶれが気になる赤ちゃんの予防・改善に座浴は最適です

毎回洗面器にお湯をはって座浴をするのは大変かもしれません。その場合は、

ペットボトルや霧吹きに入れたぬるま湯でおしりを洗い流してあげるだけでもかなり効果的です。

工夫して赤ちゃんの綺麗なおしりを守っていきましょう。

 

まとめ

座浴は昔からあるやり方で、赤ちゃんのおむつかぶれの改善・予防には最適な方法といえます。

おむつかぶれのたびに毎回座浴をする必要はありませんが、おしりが赤くなっているときや下痢などでウンチの回数が多いときなどに、座浴をしてあげるとよいです。

おむつかぶれになっているときも、おしりふきで拭くよりも刺激が少ないため、安心して清潔を保ってあげることができます。

おしりがキレイだと、赤ちゃんも気持ちがよくて快適に過ごせますよね。赤ちゃんのおむつかぶれが気になるママは、ぜひ座浴を試してみて下さいね!

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